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宮城週末1泊2日サイクリング旅 後編)前編の熊野三社巡りから、後編はいよいよ芭蕉の足跡探訪と雄大な阿武隈川沿い自転車コースのご紹介です。

宮城のサイクリスト歓迎の宿が、名勝を巡る1泊2日の自転車旅のオススメコースをご案内します。前編では熊野三社をスタート地点に、様々な地形のサイクリングコース、周辺のグルメ情報を掲載しました。続く後編では、奥の細道の舞台、岩沼市と阿武隈川サイクリングロードをご紹介します。

※ 記事は2020年9月28日公開時点の最新情報です。

目次

  • 宮城週末1泊2日サイクリング旅 前編 ダイジェスト
  • 後編スタート 奥の細道の舞台 岩沼より
    • 松尾芭蕉の足跡 白石~岩沼
    • 日本三大稲荷 竹駒神社
    • 歌に詠まれた二本の松 二木の松史跡公園
  • 大自然をひとりじめ 阿武隈川サイクリングロード
    • 川沿いの自然美を約20㎞も堪能できるコース
    • 金色の稲穂道を通り抜ける県道28号線
    • 地場産牛乳のソフトクリームで一息 道の駅かくだ
  • いよいよゴール、サイクリスト歓迎の宿 ゲストハウス66
    • 屋内駐輪場完備、愛車と泊まれる宿
    • スポーツタイプの空気入れや、リペアキット等充実したアメニティ
    • 平日限定 地ビール1杯無料サービス
    • ドミトリーか個室、選べる2つの部屋タイプ
    • ご希望のサイクリストに無料で朝食をご用意
  • ご予約はこちらから

宮城週末1泊2日サイクリング旅 前編 ダイジェスト

本記事では、ジャパンエコトラック掲載、「熊野三社と芭蕉の足跡を辿るルート」を、ゲストハウス66オリジナルでアレンジしています。前編では、スプリントスポットである名取川沿いや、熊野那智神社へ向かう平均勾配5.5%の坂など、起伏に富んだサイクリングコースをご紹介しました。前編の記事は下記リンクからチェックできます。

宮城週末1泊2日サイクリング旅 熊野三社と奥の細道を辿るコース

後編は、奥の細道の舞台、岩沼からスタートです。

後編スタート 奥の細道の舞台 岩沼より

◆松尾芭蕉の足跡 白石~岩沼

松尾芭蕉が江戸を出発したのは、46歳の時です。平泉を目指すまでの道のりの中、宮城県の白石市、岩沼市を経由しています。白河の関を超えることを夢見ていた芭蕉がこの地を訪れた時、胸にこみ上げるものがあったことは、想像に難くありません。自分の足で各所を巡っているという点で、サイクリストが共感できる部分も多いのではないでしょうか。遠い昔の文化人ではなく、同じ旅人として、芭蕉の心情に思いを馳せてみましょう。

◆日本三大稲荷 竹駒神社

竹駒神は日本三大稲荷の一つとして、地元の人に親しまれています。芭蕉自身は奥の細道に著すことはありませんでしたが、同行者の曽良(そら)は立ち寄った記録を残しています。五穀豊穣の神様をお祀りしていることから、稲の絵が描かれている御朱印もあるので、ぜひチェックしてみてください。駐輪場はないので、自転車を降りて、境内に持ち込むのがベストだと思います。大門の前で愛車と写真が撮れますよ。

◆時代によって形を変える二本の松 二木の松史跡公園

武隈の松と呼ばれる二本の松は、ある時は枯れ、ある時は名取川の橋の支柱に使われたりと、一般的な永遠のイメージのある松とは印象が異なります。現代植わっているのは八代目に当たるそうですが、芭蕉は五代目の松を仰ぎ見ました。その時の句が残っています。

桜より松は二木を三月超し

芭蕉の元弟子、挙白が餞別にくれた句への返答とされる句です。挙白は桜を歌枕に詠んだ句に対して、芭蕉は、桜ではないものの、3ヶ月超しに素晴らしい松を見ることができた、と詠んだ句です。二木の松を見上げて、今までの旅路を振り返ると、芭蕉のように、脳裏に何か浮かんでくるかもしれませんね。

東屋の中に自転車を停められます。秋に園内の紅葉が色づくと、赤いじゅうたんが広がって風情のある雰囲気が楽しめます。


ゲストハウス66の空き状況確認はこちらから

Go To トラベルキャンペーンを利用した自転車旅には、ゲストハウス66がオススメです。当館の空き状況の確認及び予約確認は、下記のフォームからお問い合わせ下さい。ゲストハウス66ではドミトリー、ツインルームの空き状況を確認し、折り返しご連絡させて頂きます。


大自然をひとりじめ 阿武隈川サイクリングロード

岩沼市街を抜け、阿武隈川大橋が見えてくると、いよいよ阿武隈川サイクリングロードの入口です。

◆川沿いの自然美を約20㎞も堪能できるコース

川沿いコースのいいところは、何と言っても緑溢れる大自然からの風を感じながら走れる事です。海沿いのコースとはまた違った醍醐味を味わってください。目的地のゲストハウス66がある角田市まで、およそ20km続くワインディングロードを満喫できます。

◆金色の稲穂道を通り抜ける県道28号線

暫く川沿いを走り、槻木周辺まで来ると県道28号線に出ます。そのまま川沿いを行くのもいいですが、田園風景が見渡せる県道28号線を南下するのもオススメです。道の両脇には、たわわに実った稲穂を揺らす金色の田んぼが、辺り一面に広がっています。鮭の孵化場があるほど水質のよいエリアで、空気もおいしく、爽快感抜群のコースです。

◆東北で唯一のグライダー飛行が見られるスポット、角田滑空場

県道28号線も終わりに差し掛かると、対岸に角田滑空場が見えます。エンジンの付いていない飛行機、グライダーの飛行が見られる、東北で唯一の貴重な場所です。興味のある方は、宮城県航空協会のfacebookページで飛行日程が公表されているので、チェックしてみてください。うまくタイミングを合わせられれば、グライダーと並行して走る写真が撮れるかもしれません。
公式facebookはこちら

滑空場を後にしたら、川沿いのコースに戻りましょう。春には菜の花まつりの会場にもなる土手があり、のどかな風景が楽しめます。

◆地場産牛乳のソフトクリームで一息 道の駅かくだ

本コースで紹介する、阿武隈川サイクリングロードもいよいよ終盤です。しっかり汗をかいた後は、ひんやりスイーツで一息つきませんか?道の駅かくだでは、角田産の牛乳を使ったソフトクリームを販売しています。テラス席の目の前には、四方山がそびえています。雄大な自然を見ながら食べる冷たいスイーツで、これまで頑張った体にご褒美をあげましょう。

いよいよゴール、サイクリスト歓迎の宿 ゲストハウス66

お疲れ様でした。道の駅から阿武隈川を渡る橋を通ってまっすぐ進むと、正面に宇宙センターをイメージして建てられた角田駅が見えます。ゴールのゲストハウス66は、駅のすぐ目の前です。サイクリストに優しい宿の魅力を、たっぷりご紹介します。

◆屋内駐輪場完備、愛車と泊まれる宿

エントランスは、吹き抜けの屋内駐輪場です。自転車は全部で7台収納可能で、内3台はサドルをひっかけるタイプ、1台は後輪をかけるタイプのスタンドをご利用いただけます。セキュリティ面でも、天候の面でも安心です。

◆スポーツタイプの空気入れや、リペアキット等充実したアメニティ

空気入れはスポーツタイプ(SERFAS FP-200)を用意。車体を拭くためのクロスは無料で提供しております。その他、パンク修理のためのリペアキットも販売しておりますので、ご入用の際は、スタッフへお尋ねください。

◆ドミトリーか個室、選べる2つの部屋タイプ

ドミトリー

部屋タイプは2つあります。旅費を抑えたい方や、同室の方との交流を楽しみたい方にはドミトリーをおすすめします。枕元には照明やコンセントがあり、カーテンで仕切りを作れるため、プライベートはきっちり確保できます。周りを気にせずゆっくり休まれたい方は、個室のツインルームがございます。部屋は12畳と広く、お一人様からでもご利用いただけますので、気兼ねなくお問い合わせください。

◆ご希望のサイクリストに無料で朝食をご用意

ゲストハウス66では、ご希望の方に人数分の無料朝食を提供しております。旅先では朝食に困る事が多いですよね。簡単な朝食があるだけでも嬉しい!とのご要望にお応えして、朝食の提供をスタートいたしました。無料朝食の内容は、炊き込みご飯、茹で卵、味付き海苔、味噌汁となります。素泊りでも夕食付きプランでも、朝食希望とお伝え頂いた全ての方に、朝食をご用意させていただきます。お腹を満たして翌日のサイクリングもお楽しみください。

ご予約はこちらから

いかがでしたか?今回は2本立てで、名取市から角田市までのサイクリングコースをご紹介してきました。コロナ禍でなかなか長期旅行にいけない今だからこそ、地元の隠れた魅力を再発見する旅へ出かけてみてはいかがでしょうか。いつもの旅行とは、少し違った感動が得られるかもしれません。宮城県南部へ自転車旅に出かけられる際は、ぜひゲストハウス66をご利用ください。ご予約は以下のバナーから。

当サイトでは、今後もサイクリストの方に向けて、東北南部のコース情報を紹介していきます。SNSでも情報発信しておりますので、気になった方はぜひフォローしてみてください。

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