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【朗報】冷たい肉そばのお店となりの肉そばが”じゃないほう”の温かい肉そばを始めたとか。寒くなる時期にまさに朗報の宮城の肉そばレポート第4弾

お馴染みとなった宮城県角田市のとなりの肉そばで、なにやら新たな動きが!冷たい肉そばが美味しいといっても、ここ東北の冬は寒い。先月の鳥中華に続いて、これからの時期に有難いあったかい肉そばの提供が始まったそうだ。さらには嬉しいサイドメニューの追加も。さっそくいつもの前置きも含めてレポートしよう。

※この記事は2023年11月5日(日)公開時点での最新情報です。

冷たい肉そばが温かくなったって⁉

となりの肉そばは2023年9月に宮城県角田市にオープンした、本格的な冷たい肉そばが食べれる貴重なお店だ。連載となるか未知数だったこのとなりの肉そばレポートも、今回で早くも第4弾となる。おそろしい程のメニュー開発スピードで、これほど矢継ぎ早に新作がでるそば屋もそうそうないだろう。だが、次の展開を聞きつける度に、次はどんな肉そばに出会えるかワクワクとお店に駆けつけるのだ。

寒さが増す11月の宮城県。どんな肉そばが登場するのか。冷たい肉そばがウリのとなりの肉そばなだけに、愚直に冷たい肉そばの新メニューなのか、前回レポートした鳥中華のように温かい肉そばなのか。個人的には、温かい肉そばを希望。だって、寒いんだもん。これからもっと寒くなるよ。そんなときは、あったかい一杯に限る。寒い時期はあったかいという、その1点だけで無限の価値があるのだ。それがとなりの肉そばならなおのこと。得意の前置きはこのくらいにして、単刀直入に小林さんに聞いてみよう!

──小林さん!今回の新作はどんな肉そばですか?
「あったかい肉そばです。」

──待ってましたー!!!
「寒くなってきたから、ご要望も多くあったんですよ。さっそくあったかい鳥そばつくるからちょっと待っててね。」

これです。これでいいんです。いや、これがいいんです。お客さんが望んでいるものを素直に出す。ミュージシャンのコンサートで、みんなが知っているヒット曲を心待ちに、待って、待って、イントロがかかったその瞬間の歓喜。こういったベタの構造が、我々人間には共通してあるんだと思う。しかし、ここでまだ気を抜いてはいけない。コンサートでも待ってた曲がついにきたと思いきや、アレンジされたときのじゃない感。ちがうちがう、いつものメロディーを聞きたいのよ、という行き場のないそうじゃないんだよ〜という感情ほど扱いにくいものはない。さて、今回はこれよこれと、ツボを抑えた温かい肉そばなのか。

ツボを押さえるとは、まさにこの事!!

来ました、来ましたよっ。どんぶりから出る湯気がスープのいい香りをすぐさま運んでくる。ビジュアルも相変わらずビューティフル。太めのそば、親鳥の鶏肉、ねぎが綺麗に盛り付けられている。これぞとなりの肉そばクオリティ。

温かい鳥そば

いざ実食!!
まずは黄金色のスープを一口。

はい、うまい!
これですよ、これ、求めてたのはーーーーーーっっっ!

優しい口あたりの中に、芯のある鶏出汁がしっかり感じられる。冷たいスープに比べて丸みのある味わいで、きりっとした冷たいスープに比べて、口の中にふわっと広がる香りと風味がまた違った魅力となっている。これには思わず体も心もほっとした。スープを堪能しつつ、次は麺だ。麺は冷たい肉そばの時と同じ太麺。コシがあり、噛み応えがある麺は、温かいスープにも合っている。温かい麺だから当たり前といわれればそうだが、冷たい麺よりは柔らかい。いや、というよりもソフトなんだけど噛み応えもしっかりある感じ。そして、親鳥の鶏肉も相変わらず旨い。冷たいスープの鶏肉のコリコリした食感から、より弾力があるといえばいいだろうか、そんな歯ざわりとなっている。個人的にはこちらが好みだが、どちらも旨いのは間違いない。

気がつけば、あっという間にどんぶりの底がきれいに見えてしまった。ありがとうございます。そう心の中でつぶやいたのは言うまでもない。だって、聞きたかったサビのメロディーが聞けたから。じゃなかった、思い描いていたとなりの肉そばの温かい肉そばを食べれたから。今回もおいしかったー。冷たい肉そばのときの「おおぉぉーーウマいー!!!」という感じから、「はぁぁぁウマいなぁ~」という具合なのです。これ、けっこう違う「ウマい」なのですよ。伝わるだろうかこの感じ。前者は飛距離で、後者は精度なのだ。その精度がドンピシャだった。

寒さが増すにつれて、この温かい肉そばは、よりそのポテンシャルを発揮するだろう。寒空のもとの温かさは、言うなればそれは既に一つの調味料なのだ。だが、あたたかい肉そばを出したからと言って、冷たい肉そばに対するプライドを捨てたわけではない。となりの肉そばでは、引き続き冷たい肉そばも食べれるのだ。本場山形の河北町では、冬でも冷たい肉そばを食べるらしいが、これには恐れ入る。おそらく現地の方の感覚でなければ、同じ東北人といえども、冬に冷たいお蕎麦を食べるなんて到底理解できるものではない。でもきっとそれが本当の食文化というやつだ。誰に何と言われようと昔から時期を問わずに同じものを食べる。でも、季節によって違いがあっていいよね、というのが今回の温かい肉そばだ。

嬉しい一品がサイドメニューに追加

そして、もう一つメニューに加わったのが、ミニカレー。いわゆるサイドメニューというやつだ。こちらもお客様からの要望が多かったそうだ。味わいはいわゆるそば屋のカレーというよりもスパイシー。それでいて肉そばを邪魔しないようなほど良い辛さというのもツボを押さえている。量を食べる男性にはこういった気の利いたもう一品が嬉しい。ゲソ天丼とあわせて人気になりそうだ。ぜひ温かい肉そばのもう一品に試していただきたい。

今回の朗報は、冷たい肉そばのレギュラーメニューを温かい肉そばとしても食べれるようになった事だ。金額は冷たい肉そばも温かい肉そばも同じ。これなら金額で迷う事もなし。その時々の気候や体調、気分でも選べるのが嬉しい。前回の鳥中華につづき、今回も温かい麺が登場したとなりの肉そば。そうなると次はどんな新作が投入されるのか。となりの肉そばの肉そば研究はまだまだ尽きそうにない。それまでは鳥中華と温かい肉そばを食べて温まろう。

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《ライダーさんも多数ご来店》

東北ルート66のライダー歓迎の宿としてお馴染みのゲストハウス66。お泊りのライダーさんもとなりの肉そばでランチを楽しまれています。他にもツーリングの途中に立ち寄られるライダーさんも多いそうです。となりの肉そば駐車場には、バイクを停めるスペースもありますので、安心してご来店いただけますよ。東北以外では馴染みのうすい肉そばですが、せっかくの東北ツーリングでご当地ならではのご飯を探されているならオススメです。宮城県でも冷たい肉そばを食べられるお店がじわじわと増殖中の次にくであろう東北のご当地グルメです。東北ツーリングのランチに、本場山形県民も唸った一杯をぜひ味わってはいかがでしょうか。

《アクセス》

仙台市中心部からは、高速道路を利用すると約50分でアクセスできます。また国道4号を走行すると仙台から約1時間です。福島市や山形市からも約1時間ほどでアクセスできます。関東方面からは、高速道路の場合は東北自動車か常磐自動車道、下道ですと国道4号線から国道113号に入り、角田駅方面に向かい、角田駅最寄りの信号のある交差点の角地がとなりの肉そばとなります。

●仙台市方面から:
(車)仙台南部道路長町ICから常磐自動車道山元ICへ~常磐自動車道山元IC~山元IC~県道272号線~県道44号線~国道113号線→角田駅方面へ
(電車)JR東北本線仙台駅~槻木駅乗換。阿武隈急行線角田駅~徒歩5分
●福島市方面から:
(車)東北自動車道福島飯坂ICから白石ICへ~東北自動車道白石IC~白石IC~国道4号線~蔵王さくらロード~国道113号→角田駅方面へ
(電車)福島駅~阿武隈急行線角田駅~徒歩5分

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