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冬の一人旅にちょうどいい町、宮城県松島。昔の文化人も愛した観光地で、王道スポットから穴場グルメまでご紹介

日本三景に数えられる宮城県松島町は、古来より松尾芭蕉や、西行等文化人が訪れた観光地です。そのため、田舎なのにどこか外の人に対して風通しがいい風土があります。一人で知らない街を気兼ねなく歩いてみたい、という人にはサイズも空気感も丁度いい町です。港町で味わいたい冬グルメや、一人でも楽しめる王道スポットをご紹介します。

※ 記事は2020年11月16日公開時点の最新情報です

目次

  • ひとりで巡る、冬の松島
  • 広範囲を巡りたい人にはレンタサイクルがおすすめ
  • 松島が初めての人へ、非日常を味わう王道観光地
    • 坐禅体験会スタート 瑞巌寺
    • 枯山水の庭園が美しい 円通院
    • 港町の勘所 松島さかな市場
    • 海を見ながらお抹茶を 観瀾亭
    • 海上から楽しむ日本三景 松島島巡り観光船
  • 頑張る自分にご褒美 穴場グルメスポット
    • 松島ワインと牡蠣のマリアージュ 杉原功商店 
    • 地元価格が嬉しい 赤間水産
    • 優しい手作りパンに癒される ぱんや あいざわ
    • 親戚の家のようなノスタルジー Cafe JIRO
    • 松島でアメリカンダイナー Harry’s Junction
  • 関東から東北観光の要所 宮城県角田市にあるゲストハウス66

ひとりで巡る、冬の松島

福浦橋

太平洋に面した松島は、夏の観光地のイメージを持たれてる方も多いかもしれませんが、観光客が少し落ち着く冬が、一人旅の旅先としておススメです。今回は、松島海岸付近の王道スポットから、観光地の中心部からは離れたグルメスポット等、ちょっとディープな松島もご紹介します。

広範囲を巡りたい人にはレンタサイクルがおすすめ

今回ご紹介する場所は、遠い所だと徒歩で片道約20分かかります。移動時間を節約しながら色々巡りたい、という方には、あいはら商店で自転車をレンタルするのがオススメです。100年を超す老舗のお店で、現役のお母さんが松島の話を聞かせてくれます。
公式facebookはこちら
レンタル料:2時間で500円


GUESTHOUSE66の空き状況確認はこちらから

松島を始め、宮城観光の要所として角田市にあるゲストハウス66を訪れてみませんか?当館の空き状況や予約確認は下記フォームから承ります。


松島が初めての人へ、非日常を味わう王道観光地

海岸から確認できる松島湾に浮かぶ島は数えられる程ですが、外洋のものも含めると島の数は200以上に昇ります。普段見ることのできない景色を中心に、松島の王道スポットを巡ってみましょう。

◆坐禅体験会スタート 瑞巌寺

瑞巌寺は、伊達家の菩提寺として庇護を受けていました。国宝に指定されている本堂の境内をきらびやかに飾る屏風や絵画は、どれも文化的価値の高いものばかりです。そんな荘厳な空気を醸す瑞巌寺で、坐禅体験会が開かれています。毎日沢山の情報を抱えて、脳はパンク寸前という方、旅先のお寺で頭をリセットしてみては。
公式HPはこちら

拝観時間:8:30~16:30(11月は~16:00)
拝観料:700円
坐禅体験会:10/17~11/21 期間中の毎週(土) 閉門10分前集合

◆日本庭園に散らばる西欧の文化 円通院

瑞巌寺に隣接する円通院は、伊達政宗の孫、光宗公の菩提寺です。境内に足を踏み入れると、美しい枯山水の庭園が広がります。この場所の魅力は、妙心寺派の寺院であるにも関わらず、随所に西欧文化が見られる点でしょう。国の重要指定文化財となっている、光宗公を弔う厨子「三慧殿」ではハートやスペードといった、当時では珍しい模様があしらわれています。また敷地内には天正遣欧使節団が持ち帰ったバラを題材にした庭があり、通称バラ寺とも呼ばれます。鎖国時代でも外交に積極的だった伊達家の造詣の深さが、色濃く現れる名勝です。
公式HPはこちら

拝観時間:8:30~16:30(シーズンによって異なります)
拝観料:300円

◆港町の勘所 松島さかな市場

松島では昔から牡蠣漁が盛んです。小ぶりな牡蠣は味が濃く、生食に向いています。品種はその名もミヤギと言い、アメリカやカナダの西海岸でも養殖が行われるほどのブランド牡蠣です。
そんな牡蠣をはじめとして、数々の海産物がお土産として買える市場が、松島さかな市場です。港町ならではの活気を味わいに、足を運んでみてください。
公式HPはこちら

営業時間:8:00~17:00(食事処は15:00まで)

◆海を見ながらお抹茶を 観瀾亭

松島湾に向かう18畳2室からなる観瀾亭は、仙台藩二代目藩主、伊達忠宗が江戸から移築したものと伝えられています。伊達家が観月をする際に利用した建物として、月見御殿とも呼ばれていました。また、江戸から幕府の使者が訪れたときの宿泊施設としての役割もありました。現在は、ふすまを開いた先に松島湾を望む部屋で、お抹茶を頂くことができます。さざ波の音に耳を傾けながらいただくお茶は格別です。
松島観光協会のHPはこちら

拝観料:200円(抹茶は別料金)
拝観時間:8:30~16:30(11月~3月)

◆海上から楽しむ日本三景 松島島巡り観光船

サンセットクルーズで見える夕日

海岸通りから松島湾を臨むと、沢山の観光遊覧船が浮かんでいます。コースは約50分で、それぞれの島の名前の由来や、人が住んでいる島の説明などを聞くことができます。11月一杯まではシーズン限定でサンセット・クルーズが行われ、船の上から、松島湾に沈む夕日や、夕焼けに染まる島々といった幻想的な風景を味わうことができます。
公式HPはこちら

頑張る自分にご褒美 穴場グルメスポット

旅先で食べるグルメは、普段頑張っている自分への何よりのご褒美ですね。ここからは、海岸通りからは少し離れた、松島の暮らしの中に溶け込むグルメスポットをご紹介します。

◆松島ワインと海産物のマリアージュ 杉原功商店

JR高城駅が最寄りの磯崎漁港には、2つの浜焼が楽しめる店が軒を連ねます。その一つの杉原功商店は、漁師のご主人が地元の海産物を提供しています。また、震災復興イベントの折に造られた松島ワインが、グラスで飲めるのはここだけです。旬の海産物と、発泡性白ワインのペアリングに、舌鼓を打つこと間違いなしです。

アクセス:JR高城駅より南へ徒歩7分(松島海岸から自転車では約10分)
営業時間:8:30~17:30
定休日:火曜日

◆地元価格が嬉しい 赤間水産

焼ウニ500円、生ガキ250円と、驚きのコスパの良さが嬉しい赤間水産は、杉原功商店の隣です。サービスの汁物までつく気風の良さは、お母さんの人間性そのものかもしれません。

「焼けるまで散歩して待ってようね」
地元のおじいさんが柴犬に話しかける、そんな港町の風景が垣間見えるところも、地元に根ざしたお店の魅力です。

◆優しい手作りパンに癒される ぱんや あいざわ

海岸通りから瑞巌寺を目指す道すがら、アートギャラリーやカフェと一緒に軒を連ねるのが、ぱんや あいざわです。自家製酵母を使って丁寧に焼き上げるパンは、地元の人はもちろん、修学旅行の小学生も集まるほど人気です。素材はオーガニックのものも多く、体に優しいパンに癒されます。お昼過ぎには売り切れることもあるので、早めに買って、海を眺めながら食べるのがおススメです。

営業時間:8:30~17:00
定休日:月曜日(祝日の場合は営業)、不定休
詳しくはSNSをチェックしてください。

◆親戚の家のようなノスタルジー Cafe JIRO

海岸通りを北に進み住宅街に入ると、幼い兄弟が描かれた白木の看板が目に留まります。カフェジローは、元々写真館を経営されていたご主人が、震災後に始めたお店です。ご主人はハワイをイメージして内装を作ったそうですが、縦型ピアノの上に置かれたオーディオや、漫画や本がいくつも並べられた大きな本棚から、ハワイというより、親戚の家に遊びに来たような安心感があります。酸味が少し効いたチーズケーキと、オリジナルブレンドのコーヒーで一息付けば、旅先であることを忘れるほどに落ち着きます。

アクセス:海岸通りより徒歩5分
営業時間:7:30~18:00
定休日:木曜日、日曜日

◆松島でアメリカンダイナー Harry’s Junction

2年前、高城エリアに、地元の素材を使ったハンバーガーショップがオープンしました。種類は全部で14種類あり、アメリカの田舎にあるダイナーをイメージした店内で大ぶりのハンバーガーにかぶりつけば、気分はすっかり、アメリカ西海岸です。ゆっくりと時間が流れる松島のディープスポットで、お気に入りのハンバーガーを見つけてみてはいかがでしょう。
公式HPはこちら

営業時間:11:00~20:00
定休日:火曜日

関東から東北観光の要所 宮城県角田市にあるゲストハウス66

いかがでしたか。今回は、宮城県屈指の観光地である松島を、ひとり旅目線で切り取ってご紹介しました。海岸通り沿いで観光を楽しむもよし、少し離れた場所で地元の人と触れ合うもよし、貴方だけの松島の時間を思い思いに過ごしてください。

関東から、松島をはじめ、宮城県の観光地へは、初日の宿としてゲストハウス66がおススメです。宮城県角田市という東北の玄関口とも呼べる場所の隠れ家的宿で、今回のような穴場情報を仕入れてから東北旅行へ出かけてみてはいかがでしょうか。また、ご希望のゲストには朝食を無料で提供しております。地元の観光情報に明るいスタッフが、皆様をお待ちしています。

空室状況や宿の詳細については、下のバナーからどうぞ。


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