紅葉シーズンも最盛期を迎え、あったかグルメが嬉しい季節になりましたね。本記事では、南東北のソウルフードとも言える、喜多方ラーメンの有名店から、駐輪場のあるお店を厳選してお届けします。ライダー歓迎の宿、ゲストハウス66をスタートし、紅葉の猪苗代湖を経由して、喜多方市を目指すツーリングコース情報と併せてお楽しみください。
※ 記事は2020年10月12日公開時点の最新情報です。
目次
- 朝ラーの聖地、喜多方ラーメン目指して秋の走り納め
- ゲストハウス66発、喜多方までのオススメコース
- 国道113号線から福島へ抜ける田園風景
- 紅の葉トンネル 磐梯吾妻レークライン
- 天の映し鏡、東北を代表する名勝 猪苗代湖
- 駐輪場の心配なし、地元民一押しの喜多方ラーメン店5選
- はせ川
- まこと食堂
- 食堂 なまえ
- あべ食堂
- 来夢
- 喜多方市へ約2時間半、ライダー歓迎の宿 ゲストハウス66
- 大型バイクも停められる屋内駐輪場完備
- 清掃用クロス等、無料アイテムが充実
- コスパが魅力のドミトリー
- ご希望のゲストには無料で朝食を提供
- ご予約はこちら
朝ラーの聖地、喜多方ラーメン目指して秋の走り納め
福島県の喜多方ラーメンは、札幌、博多に並ぶ、日本三大ラーメンの一つです。そのきっかけは、JR東日本の観光キャンペーンで「朝ラー」として特集されたことでした。しかし、朝からラーメンを食べる習慣は、それよりもずっと前から続いている喜多方の食文化です。透明な豚骨ベースのあっさりしたスープに、縮れた平打ち麺が特徴のラーメンは、寒い東北地方ならではの滋味溢れる味わい深さがあります。
今回は、そんな喜多方ラーメンを目指して、宮城にあるゲストハウスから、紅葉真っ盛りの猪苗代湖を経由する旅に出かけてみましょう。
ゲストハウス66の空き状況確認はこちらから
福島・宮城方面へのツーリングの際は、ゲストハウス66がオススメです。当館の空き状況の確認及び予約確認は、下記の電話番号、もしくはフォームからお問い合わせ下さい。スタッフより、折り返しご連絡させて頂きます。
ゲストハウス66発、喜多方までのオススメコース
◆国道113号線から福島へ抜ける田園風景
10月も後半になると、東北の早朝は息が白くなります。防寒対策は万全に超したことはありません。ゲストハウスを出発して、すぐにアクセスできる国道113号線を通って福島方面へ向かいましょう。角田市、白石市二つの市で、田園風景の間を抜ける道を通ります。金色に輝く田んぼを見られるのはこの時期だけです。秋の田舎道の風景を、思う存分堪能してください。
◆紅葉のトンネル 磐梯吾妻レークライン
磐梯山の北麓の裏磐梯、というエリアをご存じでしょうか。明治時代に起きた水蒸気爆発による土砂災害で川がせき止められ、いくつもの湖や沼が点在しています。その裏磐梯を、宮城県側から西へ抜ける道が、磐梯吾妻レークラインです。ブナ、トチ、カエデといった、東北の広葉樹が真っ赤に色づく道は、人生で一度は通ってみたい、という人も多い人気の観光道路です。一番の見どころ、中津川渓谷はレークラインのちょうど中間地点にあります。レストハウスに駐輪して、渓谷の遊歩道を少し歩いてみましょう。息をのむほどの紅葉に、暫し時を忘れられます。
◆天の映し鏡、東北を代表する名勝 猪苗代湖
中津川渓谷からそのままレークラインを進むのが、喜多方市への最短ルートです。しかし、やはり福島県に来たからには、猪苗代湖を見ずに帰るのは、後ろ髪を引かれる思いがします。湖面に映る磐梯山の美しさから、別名「天鏡湖」の呼び名を持つ湖です。季節ごとに色を変える磐梯山と湖は、何度見ても、来る人を飽きさせません。中津川渓谷からは、国道115号線に向かい、磐梯山の東側を南下するルートを通ると、約30分で到着します。
駐輪場の心配なし、地元民一押しの喜多方ラーメン店5選
早朝からバイクを走らせて、お腹が空きましたね。いよいよ旅のお目当てである喜多方市でお店選びです。昭和の一時期は、人口1人当たりのラーメン店舗数が日本一だったこともある激戦区です。今回は、駐輪スペースの心配がない有名店をご紹介します。
※定休日や営業時間は、記事掲載時の情報です。コロナウィルスの影響によっては変動の可能性があります。
◆食堂 はせ川
二代目の店主が受け継ぐこちらの有名店ですが、一番のライバルは先代、というスタンスで常に新しい味を開発してらっしゃいます。オススメは淡麗醤油中華そばです。文字通り、雑味が一切感じられないクリアなスープは、口に運んだ瞬間、まろやかな醤油のうま味が感じられます。煮干し系が好き、という方は必食の一杯です。
住所：喜多方市大荒井6番地
営業時間：11:00～15:00
定休日：木曜日
駐車場：約10台、バイクはお店に近い方のスペースが駐車しやすいです。
◆まこと食堂
JR東日本が特集を組んだ際、喜多方市一帯のラーメン店の中で、初めて「喜多方ラーメン」の店として紹介されたお店です。お父さんの後を継がれた女性店主が経営されているお店は、昔ながらの食堂の雰囲気が感じられる佇まいです。看板メニューの中華そばは、動物系のコクが強いスープながら、優しい味わいが地元の人に長く愛されています。男性で、こってり系が好きな方にはチャーシュー麺も人気です。豚バラチャーシューが追加で乗る分、豚のうま味が倍増して楽しめます。
住所：喜多方市字小田付道下7116
営業時間：7:00～15:00
定休日：月曜日
駐車場：道路を挟んだ向かい側に約10台、バイクはブロック塀側への駐車がオススメです。
◆食堂 なまえ
創業47年という老舗のこちらは、バランスのいいオーソドックスな中華そばが、来る人をほっとさせます。麺はノーマルか手打を選べ、手打をチョイスする人が多いとか。ただし、自家製麺ではなく、県内で多加水麺を製造している製麺所から仕入れています。もっちりした縮れ麺が、ご主人こだわりの豚骨のみから取ったあっさり出汁によく絡みます。ご主人の朗らかな笑顔に癒される昔ながらのお店に、ぜひ足を運んでみては。
住所：喜多方市字永久7693-3
営業時間：10:00～18:00
定休日：不定休
駐車場：約6台。バイクはお店に近い方のスペースに停めやすいです。
◆あべ食堂
まこと食堂で修行されたご主人が開店したこちらの食堂は、いわゆる喜多方クラシック系の代表、と名高いお店です。醤油ダレをベースに、昆布のうま味が存分に引き出されたスープは、朝から女性でもペロリと丼ぶりを空にできるほど、後を引く味です。前日お酒を飲んでいたり、ハシゴをしたいと思っている方の1軒目として、オススメします。
住所：喜多方市字緑町4506
営業時間：7:30～14:00
定休日：水曜日
駐車場：バイクは駐車場入口付近に停められます。
◆来夢 喜多方本店
最後は福島県内に3店舗を構える、喜多方ラーメンのチェーン店、来夢です。ローソンとタイアップして商品開発をしたこともあるほど、地元では大きなラーメン屋さん。お土産も豊富に取りそろえています。チェーン店のため、開店時間も長く、いつ行っても食べられることで安心なお店です。完成までに3日、熟成に数か月かけるというチャーシューは、まさにとろける美味しさです。紅葉や他の行程に時間を割いて、朝ラーに間に合わなかった、という人も安心してお立ち寄りください。
住所：喜多方市字稲荷宮7
営業時間：11:00～22:00
定休日：無休
駐車場：車が40台ほど停められるので、ご心配なく。
喜多方市へ約2時間半、ライダー歓迎の宿 ゲストハウス66
今回は、磐梯吾妻レークラインを通る道を宮城県から堪能していただくため、東北ツーリングの玄関口である、角田市のゲストハウス66を出発点としました。ライダー歓迎の宿の魅力をご紹介します。
◆大型バイクも停められる屋内駐輪場完備
エントランスに入ると、2階まで吹き抜けの屋内駐輪場になっています。ハーレーダビッドソン等の大型車も停められ、天候が変わりやすい季節に、雨の心配をすることなく、お休みいただけます。
◆清掃用クロス等、無料アイテムが充実
清掃用クロスはもちろん、ヘルメットの消臭剤や、CRE-556なども無料でお使いいただけます。当サイトからご予約いただいたライダー、サイクリストの方には、他にも特典がございますので、ぜひチェックしてみてください。
詳しくはこちら
◆コスパが魅力のドミトリー
旅の目的はグルメ、旅費はなるべく抑えたい、という方におすすめなのがドミトリールームです。ベッドには枕元にライト、コンセントがついており、カーテンでプライベートをきちんと確保できます。鍵付きのロッカーもございますので、貴重品の管理も心配ございません。
◆ご希望のゲストには無料で朝食を提供
ゲストハウス66では、ご希望の方に人数分の無料朝食を提供しております。旅先で素泊りの場合は、朝食に困る事が多いですよね。簡単な朝食があるだけでも嬉しい！とのご要望にお応えして、朝食の提供をスタートいたしました。無料朝食の内容は、炊き込みご飯、茹で卵、味付き海苔、味噌汁となります。素泊りでも夕食付きプランでも、朝食希望とお伝え頂いた全ての方に、朝食をご用意させていただきます。
ご予約はこちらから
いかがでしたか。今回は、シーズンの終わりが差し迫るころに食べたくなる、喜多方ラーメンを特集しました。福島県は関東から日帰りで行くこともできますが、どうせなら1泊して、ゆったりと紅葉や美味しいグルメを楽しんで、今年1年を振り返る旅も、良いものではないでしょうか。当サイトでは、今後もライダー・サイクリストの方に、魅力的な東北の観光情報をお届けします。
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