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おじいさんの梅。

去年の夏から、社長と私の2人で市内のとある梅畑の整備に入った。

おじいさんが亡くなってから、誰も管理しなくなった梅の木だ。周辺を竹に覆いつくされ、日光を遮られた枝には白いカビが出ていた。

そこで社長と私の2人で、1月下旬から梅畑再生に向けた作業を開始した。

まずは風通しを良くするために、竹の伐採作業を始めた。これがまた大変で、竹は何本もある。傾斜に生えているので足場も悪い。チェーンソーで竹を伐採して、バックホーを使用して竹を運ぶ。

竹の伐採が終わると、通気性が良くなり、梅の木に光が入るようになった。
次の作業は梅の木の剪定である。

チェーンソーで枝を落とすたびに、腐った断面が出てくる。触れるとポキっと折れる。それを繰り返しながら、木の中に入り込んでいった。

3月になって、花が咲いた。

ご主人は「この梅の木は、いい梅が採れるんだ」と何度も言っていた。

今年の実は少ないかもしれない。でもきっと、美味しい梅ができる。

舟山