
【第一回】廃墟の門前で、春の足音を聴く。
― 白石・小原温泉「かつらの湯」
美しさとは、光の当たる場所だけに宿るものではない。 白石市小原温泉。「かつらの湯」へ向かう道すがら、私はかつての繁栄の残像と対峙することになる。
入口に鎮座する「旅館かつらや」の巨大な廃墟。かつてはこの岩風呂を管理し、バブルの熱狂を背負った老舗宿は、今や音もなく立ち尽くしている。その門前を通り過ぎ、静まり返った廃墟の影を抜けて階段を下りていくプロセスは、まるで現代から別の時間軸へと潜り込んでいくような、奇妙な哀愁に満ちている。
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TOHOKU ROUTE66 運営事務局 より

